令和6年1月10日(水)、曇天の中ではありましたが2024年最初の夕暮市場がスタートしました。
阿南市役所正面玄関前では、新春目玉企画もちつき体験が実施されました。
ANANシビックプライドの運営と羽ノ浦のボランティアスタッフで5回のもちつき体験が実施され、50組の方、約150名にご参加いただきました。
このもちつき体験は小さなお子様からご高齢の方まで3世代が一緒に集いにぎわえる企画となりました。
市役所屋内の多目的ホール前では阿南高専LEGO研究会による動く!LEGO体験が実施されました。
レゴブロックを一つ一つ組み立てて完成すると動かせるレゴブロックのセットになっています。阿南高専の生徒さんがタブレットを使い、組立順序をやさしくサポートしてくださっていました。
さすがに人気のレゴブロックのワークショップだったので終始子ども達が集まっていました。
子ども達の一生懸命に組み立てている姿も、その子ども達をやさしくサポートしてくれる阿南高専生の笑顔も、とてもステキでした。
市役所屋内の喫茶コーナーでは小学生による1日こども店長として、駄菓子屋さんが開店しました。
商品選定・卸価格から販売価格まで1から当日店長を務める小学生の子が決めたそうです。商品についたPOPも商品につけた値段シールも全て1つ1つ作成しての出店となりました。
当日は羽ノ浦からボランティアスタッフがこども店長のお手伝いとして参加してくださいました。
準備も当日も大変な一日を過ごしたこども店長と副店長、そして駄菓子屋さんがあるよ~と言いながら寄ってきてくれる子ども達と、その姿はほほえましかったです。
そして今回の夕暮市場では能登半島地震災害義援金の募金を、羽ノ浦ボランティアスタッフからのアイデアで実施されました。
飛び入りで高校生2名がボランティアとして募金活動に参加し、夕方から夜にかけて屋外での募金活動の間、終始来場者の方々に呼びかけていただきました。
募金を集めた皆さんも、ご協力いただいた皆さんも、本当にありがとうございました。
募金額は118,305円(市地域共生推進課確認済み)
集まったお金は地域共生推進課から日本赤十字社徳島県支部に送付されます。
今回、新春企画として
平日3時間という短い時間ではありますが、少しでも楽しんでいただこうとたくさんのコンテンツを企画し、たくさんの人が協力してつくりあげた夕暮市場となりました。
さらに運営団体ANANシビックプライドでは2月以降、学生さんからの企画や学校・部活単位での企画も公募を開始しています。学生である時間は人生の内でごく限られた時間です。その大事な時間に阿南市というまちでチャレンジし何かを作り上げる経験は、きっと人生の宝物になれると思っています。
夕暮市場HP
●学校関係者企画募集(学校単位・部活単位での企画をお待ちしています)
●学生企画募集(学生個人での企画提案をお待ちしています)
※夕暮市場では学生ボランティアも募集しているようです。
人口減により益々減る若者や子ども達、社会を支えてきた人達の高齢化、働き手の不足、地元商店等の減少、そして、老朽化してゆく公共施設。データだけを見ると不安でしかないこの時代に、決して都会でない、この四国の右下の阿南市で、日常に彩りを感じながら希望をもって暮らしていくには、変わりゆく時代とともに絶えず変化するまちのあり方が求められているように感じています。そして、行政も民間もNPOも学生も、それぞれの立場でできることを一緒に一生懸命することで、このまちの未来へとつながっていく気がします。
知恵と工夫をもって、『面白い』は作れる。
この夕暮市場は、これからも常に変化しつづけていくのだと思います。それは時代とともに移り行く人々の想いや行動が作り上げていく時間であり空間であり、変化するまちと共に歩む人そのものなのだからと。
次回の夕暮市場は2月7日(水)開催予定です。
また、2月14日(水)には徳島市役所で夕暮市場が開催されるそうです。
ANANという街でうまれた夕暮市場がたくさんの人に触れられることは本当にありがたいことです。
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