10月31日(木)、阿南市役所のお昼出店でのお弁当販売に、地元中学生による職業体験の場となりました。

毎週水・木のお昼にお弁当や唐揚げ、キッシュなどの販売にきているKOFSさんの移動販売に職業体験として地元中学生たちによる販売がスタートしました。

午前中には市役所での職業体験を希望していた学生たちもお弁当の購入に並んでいて、互いにお客様と販売者になっている中学生同士の会話は微笑ましいものでした。

出店されていたKOFSさんの連携プレーと中学生お二人の頑張りで見事、出店されていたお弁当やお惣菜は完売!
販売最後には2人で写真も撮らせていただきました。

市役所での職業体験を希望した中学生たちも、移動販売での職業体験を希望した中学生たちも、阿南市役所という空間の中で有意義な体験をしていただけたのであれば嬉しいことです。
令和4年に始まったトライアルサウンディングから行政財産使用許可に変わり、阿南市役所の1階市民フォーラムでは多種多様な出店はほぼ毎日実施されています。
市役所という空間は大概の方は手続きや相談に来られ、何かを購入しにこられているわけではありません。その中でさまざまな工夫をこらし、継続して出店してくださっている事業者の方々やせっかくの試みだからと購入してくださる市職員や近隣の方々がいたからこそ、中学生の職業体験で『市役所で移動販売』という体験ができたのだと思います。

この取組を今後どのように進めていくのか本格的に考えていく転換期を迎えているのかもしれません。
単なる貸館業務として考えるのか、人とのコミュニケーション、それは職員同士でも同じで、そういった交流のとれる公共の場として、また事業者の方の宣伝広告や収益のチャンスの場を『公共施設』という場所で展開できる柔軟さを持てるのか試されているような気がします。
ほんのお昼どきの出店ではありますが、小さな取組が四国の片田舎の自治体の既成概念を変えていく、そんなきっかけになるのではないのかと思っています。

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