連日猛暑の令和6年8月9日(金)、阿南市役所屋上庭園では5月27日に植えたスイカとメロンを収穫するために富岡保育所の年長さんたちがやってきました。

子ども達が5月に一番楽しみにしていたメロンとスイカの収穫なので、屋上庭園に登ってきた子ども達は意気揚々とスイカやメロンを収穫していました。
思った以上に重たいスイカにびっくりしつつも子ども達は両手で抱えて一生懸命収穫していました。

令和4年にトライアル・サウンディングにてスタートしたこの事業も3年目となります。
屋上庭園の環境は決してスイカやメロンを育てるのに適した環境とはいえないかもしれませんが、子ども達が歩いて散歩に来れる距離で食育体験をさせたいと、事業者さんが用意していただいた野菜などの苗を子ども達が農家の方の指導のもと植えた野菜や果物です。

そして日々の業務の合間に苗の枝打ちや雑草の管理を職員が行い、また、子ども達が『市役所』までお散歩に来て収穫していくといった風に、違う立場のたくさんの大人が少しずつではありますが関わって成り立つ事業となっています。

決して大きな事業ではありませんが、市役所の使っていないスペースを有効に活用し、食育や公共施設の身近さを感じていただける取組だと思います。そしてたくさんの違う立場の大人が少しずつでも関わり子どもの体験を作りたいと思い行動することが、未来へのまちづくりにとってとても重要なことだと感じています。今日の子ども達の笑顔が20年、30年、もっと先の未来に続きますように。

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