昇る土星とアンタレス (2017年5月22日23時頃). 阿南市内にて撮影.

5月も下旬へとさしかかる中、夜空には23時をまわると土星が南東の空に (約20度の高さで) 見えています。2017年の土星はへびつかい座の足元に位置し、さそり座の1等星アンタレスと並ぶ姿が印象的です。科学センターの定期観望会では6月中旬ぐらいからご案内できそうです。ただ6月は梅雨の時期とかぶるので、一番のオススメ時期は夏休みごろになるかと思います。

科学センターで撮影した土星 (2017年4月29日).

ちなみに、2017年は土星の環 (わ) がここ数年では最も太くひろがって見えます。土星の環は傾いた状態で太陽の周囲を公転しているため、年によって少しずつ環の見え方が変化します。来年以降は少しずつ環が細くなり、2025年には環を真横から見ることになるため、見かけ上環が見えなくなる現象が起こります。

以下はおまけ情報ですが、2017年 (6月〜11月) における土星と月の接近日を掲載しておきます。七夕の日や、夏休み中には2回観察できるチャンスがありますよ (^^/

表: 土星と月の接近リスト (2017年6月〜11月)

日付 土星と月の離角 月齢 備考
06/09 約6度 14.3 満月
07/07 約5度 13
08/03 約3度 10.7
08/30 約3.5度 8.4
09/27 約5度 6.9
10/24 約3度 4.3  日没後、南西の空
11/21 約4度 2.9  日没後、南西の低空