
2017年4月19日は小惑星 2014 JO25 が地球から約180万 km の位置まで接近するというイベントがありました。これは地球-月間(約38万 km)の距離の約4倍強に相当します。ちなみに 2014 JO25 は約 600m の大きさのダルマ状の形で観測されており (参考: NASA JPL)、太陽の周囲を約3年で公転している天体です。
小惑星が地球に接近すると明るさが増大するため、このサイズの小惑星であれば一般人が持てる口径 20cm 級の望遠鏡でも観察が可能でした。今回は約11等という明るさで観測できたため、小惑星の研究分野(研究用途の天文台)においても、詳細な観測データを得ることができたでしょう。
阿南市科学センターでは口径 113cm 望遠鏡 (+ STX-16803) を用いて、この小惑星の撮像観測を行いました。上の写真は露出時間 0.5 秒で連続撮影し、コマ送りでアニメーションにしたものです。画像の撮影時間はおよそ 22:15 ~ 22:20 となっています。画像の視野は満月の 1/3 というとても狭い領域となっていますが、わずか数分という時間で小惑星が星々の間を移動していく様子がわかると思います。
[追記]
4/21 の徳島新聞に記事が掲載されました。記事は Web 版 でもご覧頂けます (リンク)。